仁和寺前ホテル計画の見直しを求めるアピールに賛同を!

仁和寺前ホテル計画 公聴会

建築基準法

2023年1月19日 京都市は公聴会を開催しました。(場所は、仁和寺会館)計画は、建築基準法の48条の但書(住居の環境に影響を与えない)に適用することが前提で、建築審査会で認められ審査会の同意を得なければなりません。その前に、住民から意見を徴収することが義務付けられています。

 冒頭あいさつの後、事業者から計画の概要説明が行われました。(15分から20分要す)
 その後、FAXで寄せられた意見(前日〆切)が京都市担当者から読み上げられ、そのなかの質問意見に対する返答を事業者に求めた時点で、会場から議事進行に対する抗議の声が起こりました。
 議事運営に関して、これまで3年間説明会が行われていなかったにもかかわらず、公聴会の場で事業者の計画説明に時間をとっていること、冒頭からFAX質問への事業者側の応答の時間をとろうとしたことで、「公聴会ではなく、事業説明会なのか」などの指摘、意見聴取の時間延長を求める声等が相次ぎました。

 住民からの発言は、景観や住環境についての懸念事項ばかりでした。

 事業者から「駐車場をなくす」という計画についての経過説明がありましたが、会場からは次々と異論がでました。
 「南側の駐車場を入れてしまうと第一種低層住居専用地域が過半になり、本来ホテルの建たないところになる」という指摘の他に、「今日は公聴会なのになぜ事業者の説明に時間をとっているのか」「事前に説明会をすればこういった事にはならなかった」「正しい情報を地域に知らせないまま住居の環境に影響があるかどうかを聴くのはおかしい」などの発言が会場から起きました。

 それに対して「充分な意見が出尽くした」として打ち切ろうとする京都市の言葉に、さらに丁寧な説明会、公聴会のやり直しを求める意見が次々に出ました。

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