京都弁護士会が仁和寺前ホテル計画に「意見書」を提出

京都弁護士会が京都市と京都建築審査会と美観風致審議会あてに意見書を提出しました。
（2021．6．25）

京都弁護士会意見書のポイント

◎京都市は特例許可は行うべきでない。
建築基準法第４８条第５項ただし書の「第一種住居地域における住居の環境を害するおそれがない」とはいえない。公聴会は、地域住民だけでなく、広く市民が参加できるように。繰り返し開催すべき。

◎建築審査会は、同意すべきではない。

◎京都市は、世界遺産委員会に報告をすべし！
　世界文化遺産仁和寺のバッファゾーン(緩衝地帯)なので、反対意見や公聴会の状況も含めて正確に世界遺産委員会に報告し、その意見を求める手続をとるべき。

◎美観風致審議会は、世界遺産の「真正性」、「完全性」の保全のために、世界遺産委員会に世界遺産仁和寺のバッファゾ－ンでの建築規制緩和に関する京都市の計画について報告し、意見を求める手続きをとるよう京都市に求めるべき。
全文は、京都弁護士会のホームページをご覧下さい。

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