仁和寺前ホテル計画の見直しを求めるアピールに賛同を!

上質選定の取り消しを! 学者・研究者・弁護士・地元からは厳しい声が

(株)共立メンテナンス

2019年、大阪府守口市は、学童保育事業を(株)共立メンテナンス(以下・共立メンテ)に委託。共立メンテは、プレゼンで雇用継続を約束して、市から選定されました。でも、委託後1年で、ベテラン指導員ら13名を突然、雇止めにしました。
裁判所に訴えられ、府労委から「指導員の復職、未払い賃金支払いなど」の救済命令がでました。しかし、共立メンテは、指導員の職場復帰をかたくなに拒み続けました。
昨年の有価証券報告書には、「当社グループには労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております」「訴訟該当事項はありません」と虚偽記載。
突然の雇い止めから2年。今年2022年の4月18日、ようやく業者が雇い止めを撤回し、解決金を支払うことで和解が成立しました。原告側はこう言います。「一日も早く子どもたちや保護者のところへ戻って大好きな学童保育指導員の仕事をすることを願ってこの2年間頑張ってきました。それが叶わないことは、どんなに勝利和解の内容だと分かっていても、悔しくて、辛い気持ちでいっぱいです」つまり、業者は指導員の職場復帰の願いに背を向け、カネで解決しようとしたのです。
事業者のこの態度は、京都市の「上質宿泊施設誘致制度」の「共通要件」の一つである「雇用の創出・安定化」に反するものと言わなければなりません。
これほど問題の多い企業を、世界が誇る仁和寺の仁王さんの目の前に、「上質」として引き入れていいのでしょうか?
しかも、景観と住環境を壊す特例(延床面積は規制の倍)で!

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